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一征会と五三会

a0115017_19304385.jpg5月9日は大学関係のOB会が有った。
五三会(いつみかい)は、母校の建築学科のOB会で40周年記念パーティー。広島で建築に関わっていながら会う機会の無い友人や先輩後輩、転勤等で久しぶりに名刺を見て思い出す先輩後輩等、顔を見て声をかけ合える機会を持てました。同じ地域で活動する仲間として、心強い限りです。

もう一つの一征会は、大学の恩師水田一征先生とゼミのOBを中心とする会です。
現在は、ゼミ一期生の河内さんが大学に教授として帰っているので、その学生さんを含め久しぶりに先生の講義を聴くという会(協同翻訳書の出版記念)でした。
出版された本は、「哲学者の語る建築」中央公論美術出版で訳者の伊藤、水田両先生の噛み砕いた訳文で、難解なハイデガーやオルテガ、アデルノなどの言葉を綴っています。

印象的なのは、「共同存在」と「妥当性」というキーワードを人間の(私の)内面から考える事、外面から結びつける事の両面性を意識する事です。
日頃から、外側から考える事は建物の外観や町並みを解釈する上で職業的日常と考え、事務所でも議論しながら過ごしていますが、自身を外面から社会との繋がりの妥当性を説明できるかという問いかけでも有ったように思います。

実際、設計する側の即物的(商業主義的といいますか、うけ狙いといいますか・・・)視点と、無い事で引き立つ「ありよう」を考える事の葛藤を再度突きつけられた思いです。

言葉では難しいですが、「かたち」ができてまた考えることができます。
これからも、考える事を楽しんで創作していきましょう。
by fuj_kk | 2009-05-10 18:33 | 建築


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