一番親しい親戚の結婚が決まり、そのお祝いを口実に昨年秋新しく開館した千葉市のホキ美術館へ行ってみました。
京葉線で蘇我駅で乗り換え、外房線で土気駅へ。 外房線の車窓はかなり郊外な感じでした。慣れてますが。 湾曲したダイナミックでデコンな造形の建物が注目です。 隣接した昭和の森の公園を望むのは良いのですが、反対側はすぐ住宅地で物干が見えてしまうのは少し残念でした・・・ ホキ美術館は、写実絵画専門の美術館で写真と見紛う鮮明さはファンには必見です。 写実的と言う事は、リアルを伴い(写真では無い)ながら作家の作為であり、脳内記憶の表現である作品に吸い込まれる(騙される?閉じ込められた窓を覗く?)様です。 光の認識の仕方も、時代によって表現が変わってきているのでしょうか? いずれにしても、画家のすばらしいテクニックが堪能出来ます。 建物は壁に沿って丘を登る様にエントランスに導かれ入館すると、両壁沿いに作品が並ぶ細長いギャラリーを、順次下って行きます。 作品はやや離れると写実的、近づいて確認すると筆遣いが分ります。 モデルの女性が現代的なので、ドキドキしたりもします。 天井や壁も白く湾曲していたり、また訪れたい美術館でした。 内部の写真は残念ながら撮れませんでした。 かなり飛び出しています。 機会があれば、夕景も見てみたいですね。
by fuj_kk
| 2011-03-07 20:15
| 建築
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